永住ビザ取得失敗の話が台湾の週刊誌に掲載されました

先週、散歩している時に出会った子猫を近所の動物病院に連れて行きました。先生が言うには生後3ヶ月経っていて、品種は雑種らしいとのこと。せっかく縁があって我が家に来てくれたのでこれから仲良くしていきたいと思っています。
最近、近所の公園で野良犬をよく見かけるようになりました。たまに公園で愛犬家同士で集まって話をするんですけど、この時期は野良犬・野良猫が増えるそうです。理由はこの地域には大学が2つあって学生向けのワンルームもたくさんあるんですが、そこに住んでいる学生が卒業(毎年6〜7月頃)などでこの地を離れると、その際に飼っているペットを破棄してしまうそうです。そうして捨てられた犬や猫がこの付近を徘徊しているというウワサです。我が家にいる子猫もかなり人懐っこいので、人に飼われていたと思われます。
昨日も散歩中に車に轢かれた子猫をみかけたので、近くの公園に埋めてあげました。救える命もあれば救えない命もあります。仕方がないこととはいえ、やるせない気持ちがこみ上げてきます。ペットを飼っている方には最期まで見届ける覚悟を持って飼ってもらいたいですね。
台湾の週刊誌の取材を受けました
先月、週刊誌の記者さんたちが我が家を訪れ、取材を受けました。なんでもボクのブログを見て取材をしたいとのことでした。その記事は
「台湾で永住ビザを申請しようとして失敗した話」
です。
約3年前に書いた記事なのですが、題材が「永住ビザ」で移民局の係員の態度がひどかったと書いているので、多くの現地の方から支持を受けた記事です。
記者さんたちは台湾に住む外国人が直面している移住法の問題を取り上げているようでした。

台湾の週刊誌に掲載されました
そして先週発売された週刊誌「今週刊」に僕らが掲載されたのです。
「今週刊」は台湾では有名な経済誌で、日本でいうところの「週刊ダイヤモンド」や「週刊東洋経済」といったところでしょうか。
ちなみに今週号の表紙のテーマは「ドイツ式運用法」です。

そんな経済誌でもたまに社会性のあるテーマを扱うようで、今回の特集が組まれたようです。
特集名は「為何我們不能留在台灣?=どうして僕たち台湾に住んじゃいけないの?」

この特集ではいくつかの台湾に住む外国人が移民法の規制によって住みたくても住めない事情を紹介しています。
動画もあります
「今週刊」は動画も作っていますのでここで紹介したいと思います。僕は2分10秒くらいのところからちょこっと出演してます。

現在の台湾の移民法
実際、僕の問題(永住ビザ)は他の外国人が直面している問題に比べれば大分マシな話です。それでも悲壮感を出すためなのか天使と僕の写真を一緒に掲載しているところにマスコミのしたたかさを感じずにはいられません。
台湾では実際「台湾で働いて納税している」または「優れたスキルを持っていて、その技術を現地のスタッフに教えられる」という人材だけを求めているので、それ以外の外国人の方は冷遇されているのが現実です。
中には現地の方と結婚されていて、5年以内に現地人である配偶者が亡くなり、台湾にいれなくなるという方も紹介されていました。(永住ビザは台湾滞在5年以上が条件)
台湾に限らず海外で暮らしている外国人は一部の人たちを除いては「社会的弱者」だと思います。その時の法律によって生活環境が変化してしまうので安定した生活を営むことができません。
一日も早く紙面に掲載されている人たちが安定した生活を台湾で過ごせるように願っています。
もし台湾の移民問題に興味がある方は「今週刊 977期」を手にとって見てください。
2015年9月14日