海外生活を成功させる5つのコツ

先日、台中に住む日本人の友人が我が家に訪れ、楽しく食事をしました。
日本人の彼は、台湾人の彼女を連れてきたのですが、数時間ずっと中国語でのコミュニケーションでした。
女性陣が共に台湾人でよくしゃべること、それに圧倒された男性陣といったところでした。
やはり台湾人はしゃべってなんぼな人たちなんだと思います。
男性でもプレゼンや講演など達者な方が多いですよね。優秀なセールスマンが多いのもよくわかります。
先述の日本人の友人は台湾に来て3年と言っていました。
僕もなんとか台湾生活を10年続けることができました。
そこで海外生活を成功させるコツ(方法)はなんだろうかと考えてみました。
ここでは僕の経験を中心に書いていますので、他の方と違う部分があることを先に書いておきます。
1.両親、身内の理解
いくら自分の人生だからと言っても、1人で何でも決めて行動するわけにはいきません。常に自分のことを心配してくれる家族であったり、友人がいて今まで生きてこれたのですから。僕の場合は、両親が自分の人生なので、好きなようにやりなさいと言ってくれ、その一言が僕の背中を押してくれました。そう言ってくれた両親の思いに応えたいと思いながら、10年やってきました。やはり家族の理解があってこそ海外生活が成り立つのだと思います。年に数回の帰国時でいつも温かく迎えてくれるのもとても有り難いです。
2.現地の言葉をマスターする
僕の場合は中国語を勉強することが台湾に来た目的なので、語学習得は必須でした。簡単な会話なら短期留学でも学ぶことができますが、海外で現地の会社で就職するなら、ある程度の語学力が必要です。これは数年かけてコツコツやるしかないでしょう。現地の言葉ができると、自分を表現できる幅が広がるので、仕事や生活でも役に立つことが多いはずです。
3.現地の人脈を作る(自分の味方を作る)
海外生活をする上で大切なことは、人脈を作ることだと思います。留学生なら現地の学生と、社会人なら現地の同僚と仲良くして、人脈の基礎を作ることをお勧めします。それには上述したように現地語を話せるようにしないといけません。現地語を使い現地の人と接することで多くの事が学べ、海外生活の知恵をつけることができます。
また自分を理解してくれる友人・知人を作ったり、現地の家族ができると精神的にとても助かります。とくに大きな問題を抱えた時に、身近な味方の存在が有難く感じると思います。
4.海外生活の軸を作る(人の言動に流されない)
ある程度、海外で生活していると、周りの環境に慣れてきます。これは良し悪しが必ずあるので、自分で見極めて良い物だけを吸収するようにしたほうが良いと思います。例に挙げると台湾人の運転技術はめちゃくちゃで、交通規則もかなりアバウト(地域によって差があります)です。そういう人たちと同じレベルで運転しているととても危険なので、影響を受けずに自分なりのやり方を見つけた方が安全だと思います。
朱に交わることも時には大事ですが、「自分の軸」をみつけてブレずに生活することも大事だと思います。
5.金銭的に余裕を持つ(安定した仕事をみつける)
これは日本にいても同じことなのですが、海外では金銭的に余裕がないと厳しいと思います。10年前、僕が台湾に来た当時はお金に余裕がなくて、来てすぐにバイトを始めました。家での食事もスーパーで買ってきた安い食パンをかじっていました。週末に友達と集まって飲む話があっても断ることが多かったです。
台湾に来て2年後、バイトをしながら勉強していましたが、とうとうお金がなくなり、学生ビザが必要なので学費だけ払って、授業には出ずに会社の面接を受けに行ってました。運良く仕事がみつかったから良かったですが、みつからなければ今の生活はなかったでしょう。
以上自分の経験から海外生活で大事だと思ったことをまとめてみました。
今、こうやって自分がしてきたことを振り返るとかなり失敗が多く、そこから色々と勉強できたことが、現在になって活きていると思います。
これから海外に行かれる方、現在海外にいて自分の生活が構築できていない方の参考になれば幸いです。
2015年8月4日