台湾の病院で入院した時にかかる費用はおいくら?

台湾の病院で入院する時に必要なこと
入院の際に必要な書類や各部屋の内容などをまとめてみました。各病院で設備や内容が違うこともありますが、手続きの流れはだいたい同じだと思います。入院する時に必要な書類
診療時、お医者さんから手術が必要と言われた時に記入する書類(入院する時に提出)◆手術の同意書
手術の同意書は日本でも必要ですよね。今回、彼女は自分でサイン(僕は身内ではないためできなかった)して済んだので当人でも大丈夫そうです。もし日本人の方がお一人で台湾に来られて身内の方がいなくても手術を受けられるみたいですね。(もし日本でできるなら日本でした方が良いと思いますけどね)
◆自費同意書
また台湾では自費でかかる費用のサインもしなくてはいけません。今回は「癒着防止」をしてもらいました。費用は14000元。これが高いのか安いのかは正直わかりません。
今回の自費は下記の通り
◯癒着防止=14000元
◯腹腔鏡手術用チューブ=1183元
◯腹腔鏡手術用縫合糸=1650元

入院費用
台湾の病院で入院すると基本的には3人部屋(健康保険適用で無料)で寝かされます。しかし、今回は彼女がかけている保険で1日3000元出るので二人部屋→個室に移動しました。二人部屋は一日1900元でした。枕元に小さいモニターがあってテレビを見ることができます。ネットを見ることもできるようです。ベットの側には付き添いの人が寝れるようになっています。


支給品はタオルや洗面用具、スリッパなどがあります。最初からあまり荷物は持ち込まず、本当に必要な物だけを家族に持ってきてもらう方が良いと思います。

今回の二人部屋ですが、隣の方が一日中テレビやスマホの音楽を鳴らしていた(台湾の人はあまり回りを気にしない人が多い)ので、個室の空きが出た時点で移動しました。
移動したのが個室の一番安い部屋で一日3800元でした。一日800元足が出てしまいますが、少しでも環境が良い所で安静にしてもらいたかったので決めました。そのフロアは全部が個室なので廊下も静かでした。
個室はとても広く、側にあるベットも申し分なし。冷蔵庫もあるのでとても快適でした。部屋にはWi-Fiも完備されていました。部屋からは台中港が一望できます。





最終費用
費用は全部で40328元。あとはどのくらい保険で戻ってくるかです。
まとめ
今回、子宮ポリープ摘出手術で5日間の入院でした。手術は2時間ちょっとで終了。術後も問題がなかったので童綜合醫院でお世話になって良かったと思っています。今回の入院で決め手になったのは「口コミ」です。実は今年に入ってから何件かの病院で診てもらったのですが、どのお医者さんも処置の見解が違うので我々も困っていました。
そんな時に彼女の以前のお客さん(数年前にリサイクル店を経営していた)から、同じ子宮ポリープを手術して問題がなかったという話を聞いて、その方を担当してくれたお医者さんを紹介してもらったのです。
今回診て頂いた先生はすぐに手術した方がよいと言ってくれて、初診断から5日後に手術をしてくれました。
どんなに情報を収集しても、自分に合った病院・医者はなかなか見当たらないものです。今回に限っては彼女の普段の付き合いが功を奏したと言えると思います。人付き合いの大切さを改めて感じました。
今回の我々の経験が皆様の参考になれば幸いです。皆様、くれぐれもお体にはお気をつけ下さい。
2015年12月3日