中島みゆき 台中説明会2015

台中生活

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中島みゆき 台中説明会2015みなさんこんにちは。
ここ最近雨が続いています。涼しいのはよいですが、室内がジメジメしています。洗濯物がまったく渇きません。困りましたね。

先週は彼女が腹痛のため救急治療に駆け込んだり、飼っていた小鳥が飛んでいなくなってしまったりと踏んだり蹴ったりな一週間でした。これも農暦7月の影響なんでしょうか。無事に夏を乗り越えたいと思います。

「2015中島みゆき 台中紹介会」

先週末、「中島みゆき 台中紹介会2015」に参加してきました。
今年で3年連続、3回目の参加になります。

過去に参加した内容はこちらです。

台中で中島みゆきを堪能した「中島みゆき紹介会2013」

「みゆき愛」で包まれた「中島みゆき紹介会:2014台中」

場所は台中市大墩六街にある「SMOHOUSE=思默好時」の地下ホールで行われました。




入り口には今回のパンフレットと初心者のために「中島みゆき」についての説明書も用意してありました。






毎年のように中島みゆきグッズが並んでいます。






今回は夕方6時半開催ということで軽食も用意してありました。

「2015中島みゆき 台中紹介会」紹介曲順

1.桜ららら
2.ただ・愛のためにだけ
3.雨が空を捨てる日は◯
4.家出◯
5.雪虫 Whisper(谷山浩子/作詞中島みゆき)
6.信じ難いもの◯
7.サッポロSNOWY◯
8.船を出すなら九月◯
9.海よ
10.遍路◯
11.まつりばやし◯
12.南三条
13.二隻の船◯
14.雨月の使者◯
15.孤独の肖像1st◯
16.くらやみ乙女◯
17.人待ち歌◯
18.愛よりも◯
19.夜曲◯

◯=夜会Vol.5から(14曲)

今回は中島みゆきの独特な舞台である「夜会Vol.5」から選出された曲がほとんどでした。
シングル曲や中国語で歌われている曲を入れていないところに主催者のこだわりが見て取れます。

台中紹介会の見どころ

この紹介会の優れているところは、一曲ずつ丁寧にその歌の背景や意味を語ってくれるところだと思います。




台湾人でも「中島みゆき=中島美雪」を知っている方は少なくないですが、知っている方はみな、台湾人歌手によって歌われた曲(歌詞の内容が全然ちがう)を知っているだけであって、「中島みゆき=中島美雪」の世界観や歴史を知っている方はとても少ないと思います。

映像に中国語歌詞の字幕がついていますが、これも主催者さんが一つ一つ翻訳したものだと思います。これだけでも彼らの「みゆき愛」が見て取れますよね。



そしてアンコールへ

約3時間かけて19曲の紹介が終わり、観客が一息ついた時に画面に「オールナイトニッポン」の画像が映し出されました。

音声(1984年2月7日放送)ではみゆきさんがリスナーのハガキを読むコーナーで、1人の中学生の女の子の話です。

◯ペンネーム「生きるのってつらいね」さんから
「みゆきさん、こんにちは。わたし、世界で一番のブスです。誰が見たってブスです。 自分でも分かっています。分かってるんです。 でも人から変な態度とられるとやっぱり傷つくんですよね。

周りの友達から毎日ブスって言われて、街を歩いていても吐くまねされて、 学級の男子からはにらまれて、おまけに生徒会長の人からは目の前でいろんなこと言われて。

あぁ、目の前がかすんで見えない。字も書きにくい。でもがんばって書きます。

わたし今年、受験です。志望校に願書も出します。 だけど、だけどその高校には怖い人がいます。

中2の終わり頃、何度も何度も目の前に立って吐くまねして、みんなの笑いものにされました。 同じ高校に入ったら、またいやなことされて、毎日泣かないといけないのかと思うと勉強できません。

死にたいなって思ったり、わたしが死んだらあの人たち、喜ぶだろうなとか考えます。 お母さんうらんだけど、うらんじゃいけませんよね。ここまで育ててくれたんだもの。

みゆきさん、こんなわたしでも生きてて良かったと思うことありますよね。
堂々と人前歩けるようになれる日、来ますよね。 その日を夢見てがんばります。

そして、そしてみゆきさんのコンサートの日には今のわたしでないわたしになってみようと思います。」

◯みゆきさん
「日本中でこの今の番組を聞いている人、誰が一番みにくく見えるか分かると思います。

このはがきをくれたあなた、その位のこと分かる人が日本中に一杯いると思います。
今あなたの周りにいる学校のそういうことを言う、あなたを傷つけた仲間だけが人間だと思わないでほしいと思います。

これからいろんな人に会っていくことと思います。世の中、狭く見ないでくださいね。

女の子は金さえかければある程度いくらでも美人になれるとわたしは思います。 顔っていうのはいくらでも作れます、金さえかければ。

でも金かけてきれいになれないものもあると思います。 コンサートの日にはあんたのままのあんたでおいでよね。」

ラジオが終わった直後に紹介会のアンコール曲が流れ始めました。

※オールナイトニッポンでは読み終わった後「怜子」が流れている

ラジオの音声はこちら

アンコール
1.泣きたい夜に
2.最後の女神

「泣きたい夜に」作詞:中島みゆき

泣きたい夜にひとりでいると なおさらに泣けてくる
泣きたい夜にひとりはいけない 誰かのそばにおいで

ひとりで泣くとなんだか自分だけいけなく見えすぎる
冗談じゃないわ 世の中誰も皆 同じくらい悪い

まるで暗い流れを渡るひな魚のように
泣きたい夜にひとりはいけない あたしのそばにおいで

涙だけは大きなタオルでもあれば かわくだろう
けれど心の傷口は自分では縫えない

子どものころに好きだった歌の名前をいってごらん
腕の中できかせてあげよう 心が 眠るまで

なんて暗い時代を泳ぐひな魚のように
泣きたい夜にひとりはいけない あたしのそばにおいで

なんて暗い時代を泳ぐひな魚のように
泣きたい夜にひとりはいけない あたしのそばにおいで

泣きたい夜にひとりはいけない あたしの腕においで

8年間も続いたラジオ番組(1987年3月に終了/現在は月イチ)からわざわざこの話を選び、一言一言翻訳して字幕を載せ、最後にこの曲を流すなんて・・・

しかも「泣きたい夜に」はDVD「縁会2012〜3」の映像で見せてくれました。この映像がまた素晴らしかった。


もういい歳したおっさんなので、その場では涙腺を締め上げ、心ではほろほろ泣いていました。

最後に

紹介会は会を重ねるごとに内容が充実していて、今回は告知の段階ですでに予約が一杯になるほどでした。

会場は去年からこの地下ホールで行われていて料金も安くないと思います。また今回は軽食も用意してくれて、台中のみゆきファンをもてなしてくれました。(参加費無料)

紹介する曲やラジオ番組に丁寧に翻訳した文章を載せる作業はかなり時間をかけたと思います。これは「好きでなくてはできないこと」だと思います。

主催者さんたちの「中島みゆき」に対する「熱い想い」確かに受け取りました。改めて「みゆきファン」でよかったなと感じています。この場で紹介会に携わった主催者の方に感謝をしたいと思います。

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