永住ビザ取れました!台湾永住ビザの取り方、必要な条件と手続きまとめ

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永住ビザ取れました!台湾永住ビザの取り方、必要な条件と手続きまとめみなさんこんにちは。
一度は取得に失敗した台湾の「永住ビザ」ですが、2度目のチャレンジでようよく手にすることができました。
今回は台湾の永住ビザの申請条件と申請に必要な書類、そして台湾永住ビザのメリット・デメリットなどをまとめてみました。

台湾永住ビザはどうやって取るの?

台湾では外国人居留者が永住ビザを取得することができます。
しかし、誰でも取れるわけではなくて、ある条件が必要です。

ではどういった条件でどういう資料が必要なのでしょうか。

台湾永住ビザ取得の条件とは

台湾永住ビザの申請には、すでに「就労ビザ」や「配偶者ビザ」を取得して「5年」以上経っていることが条件になります。その5年間に毎年半年以上台湾にいる事も条件になっています。

3年前に、僕は以前勤めていた会社で取得した就労ビザ(3年半)と現在勤めている会社のビザ(1年半)を合わせて5年になった時に申請しようとして失敗した経験があります。

参考記事
台湾で永住ビザを申請しようとして失敗した話

失敗の原因は「同じビザ番号」ではなかったことです。現在の勤め先に移った時に就労ビザを新しく申請してしまったので、現在所有しているビザでは「満5年」の条件をクリア出来ていませんでした。


今では日本でもマイナンバー制度が始まり、1人一つの身分証という意識ができましたが、当時の僕は「身分証」という意識があまりなく、僕の名前「大沼敬吾」という人間が台湾の会社に属して5年間税金を払い、台湾社会に貢献できているから問題ないと思っていたのですが・・・

移民局の方に「身分証(居留証)は一生モノなので、替えるなんてとんでもない!」と一喝され、トボトボと帰途についたのです。

現在居留証を持っているかたはくれぐれも交換などはせずに、台湾にいる間は肌身離さず大切に保管してください。

台湾永住ビザ取得に必要な資料とは

今回、永住ビザを申請するために必要な資料を「中華民國內政部移民署」のWEBで確認しました。


移民局で提示している申請資料は以下の通り

◯必要な書類
(一)永住ビザ申請書
(二)証明写真(カラー)一枚
(三)パスポートとパスポートのコピー(パスポートはその場で確認のため)
(四)居留証と居留証のコピー(居留証はその場で確認のため)
(五)健康検査証明書(衛生署で指定されている病院での健康診断書が必要)
(六)財産または特殊技術証明書
(七)ここ5年間の警察証明(自国と台湾両方)
(八)その他証明書(戸籍謄本・結婚証明書・労働許可証)必要だと求められた場合

◯申請時間
14日間

◯申請費用
10000元

実際に移民局に電話して必要な資料を聞いてみた

今まで何年も居留証を更新してきて感じたことですが、台湾のビザに関する内容が度々変更することがあります。つまり去年必要だったことが、今年は必ずしも必要ではないということです。逆もあります。今年から必要になる資料もあるということ。

なので移民局に行って資料を提出する前に電話で直接聞いてみました。
台中の移民局では「永住ビザ」に携わっている係員は数人しかおらず、移民局に電話しても何回も電話を回されました。移民局の人も誰が何を担当しているのかは把握していない模様。

担当の方に繋がり、名前を告げました。その場でいつになったら申請する権利が得られるのかを聞きました。僕の場合は「2015年11月2日」で満5年になるそうです。

そして必要な書類として下記のように言われました。

◯永住ビザ申請書
◯証明写真(カラー)一枚
◯パスポートのコピー
◯居留証のコピー
◯会社在籍証明書(発行して一ヶ月以内のもの)
◯労働許可証のコピー(就労ビザを申請する時に労働局から発行されます)
◯警察証明(台湾のものだけでOK)
◯納税証明書(昨年度のものでOK)

移民局のWEBの内容と比べると
◯パスポートと居留証はコピーでOK
◯健康診断書は不要(5年連続で台湾に居留していて、出国は毎回3ヶ月以内なら健康診断書は不要)
◯警察証明は台湾だけでOK(5年連続で台湾に居留していて、出国は毎回3ヶ月以内なら日本の警察証明は不要)
◯労働許可証が必要(就労ビザを持っている方ならあるはず)
◯納税証明書が必要(台湾の会社に勤めていれば納税しているはず)

台湾では主に「配偶者ビザ」、「就労ビザ」、「宗教ビザ」、「投資経営ビザ」に分かれていて、各ビザによって必要な書類が異なります。

◯配偶者ビザ
親族証明が必要

◯就労ビザ
労働許可証と会社在籍証明(発行一ヶ月以内)が必要

◯宗教ビザ
宗教団体証明など各種

◯投資経営ビザ
商業登記証明など各種

僕としては日本の警察証明が厄介でしたが、台湾の警察証明だけでよかったのでホッとしてます。日本に帰らずに済んだ。

実際に必要な書類を集めてみた

上記の内容を確認して、各資料を集めてみました。

各資料の申請場所と費用

永住ビザ申請書
申請書は移民局にあります。居留証を更新したことがある方ならば一度は記入したことがあるはずです。


居留証の申請は「ARC」の所をチェックしますが、永住ビザは「APRC」の所をチェックします。


証明写真(カラー)一枚
居留証の申請に使用するものと同じ大きさで問題ありません。


パスポートのコピー
居留証のコピー
2つ合わせてコピーしても問題なし。もしこの5年間にパスポートを更新している場合は古いパスポートもコピーをしてください。


会社在籍証明書(発行して一ヶ月以内のもの)
勤め先に言って発行してもらってください。


労働許可証のコピー
就労ビザを取得する時に労働局から発行されます。僕は個人で所要しています。


警察証明(台湾のものだけでOK)
台中では文心路にある警察局で申請できます。台湾では犯罪記録書のことを「良民書」と言います。良民である証拠というわけです。
一枚申請で100元必要です。






納税証明書(昨年度のものでOK)
納税証明書は毎年5月に納税をしている近所の國稅局で発行してもらいました。僕は今回5年分の記録を発行してもらいましたが、提出は昨年度分だけで大丈夫です。
納税証明書は無料で発行してもらえます。



永住ビザの手続き内容

「永住ビザ申請書」以外が揃ったので、台中にある移民局に行きました。


中に入り「永住ビザ申請書」を記入して提出です。
台中の移民局では通常のカウンターではなく、事務所の中に通されてソファに座るように言われ、テーブルに必要な書類を出して、一枚ずつ確認をしてもらいます。

係員の方は僕のパーソナルデータを持っていて、資料には僕個人の渡航記録が全て記入されていました。これを見て僕が条件を満たしていることを確認したのだと思います。

※もしパスポートをこの5年間で更新している場合は古いパスポートの提示を要求されるので持参した方が良いです。

ちなみに台中移民局の永住ビザ担当の方はお昼12時から午後1時半まできっちり休憩を取る(通常業務はお昼時間も受け付けしています)ので、この時間帯を外して来た方が効率が良いです。

永住ビザ申請費用と発行までの時間

係員の方が資料の確認を終えた後に、発行まで「一ヶ月」かかると言いました。たしか移民局のWEBでは「14日」と書いてあったので、それを言うと、台中の移民局では永住ビザを直接発行できないので、台北の移民局に送らなければならないそうで「一ヶ月」かかるそうです。


そしてカウンターに行き、永住ビザ申請費用として「10000元」支払います。
そしてレシートのような用紙を渡されます。


ちなみに右上の「自取」は送らないから、自分で取りに来なさいという意味です。

永住ビザ受け取りに必要な物

申請して一ヶ月が経つと移民局から速達が来ました。
中を開けると申請が通過したよ!という内容の公文書が入っていました。


受け取りの当日に必要な物は
永住ビザ申請費用のレシート
現在所有している居留証
です。もし永住ビザの審査に通らなくても「10000元」は返ってくるそうなのでレシートは失くさないようにしてください。

台湾永住ビザのメリットとデメリット

台湾の永住ビザを取得してメリットとデメリットがそれぞれあることがわかりました。まとめてみます。

メリット
環境が変化しても台湾に居ることができる。
就労ビザなら、会社が倒産したり、クビになったりする時に、配偶者ビザなら相手と離婚または死別した時に自分の身分が変わっても、永住ビザがあれば問題なく台湾に居留できます。

今後就学や就労する際にビザを取得する必要がない
今まで僕は留学の際に「就学ビザ」を、働くときには「就労ビザ」を申請していましたが、今後は必要がなくなります。しかし働く際には「労働許可証」の取得が必要です。

毎年の更新が不要
今まで毎年ビザの更新(一年=1000元)が必要でしたが、今後はずっと要りません。

いつでも台湾に居られるという安心感
永住ビザ取得の一番のメリットはこれです。ここ10年間、常に自分自身とビザを結び付けなければ滞在できなかったのですが、今後はそういった問題に悩まされることなく生活できます。

デメリット
費用が高い
永住ビザの申請費用は1回10000元です。これは居留ビザの更新に必要な費用が一年で1000元なので、10年以上経過してようやくペイできます。もっと安くてもいいのではないかと思いました。

滞在日数に制限がある
永住ビザを受け取ってから注意することは、「滞在日数」に制限があることです。永住ビザを取った後でも、台湾に毎年半年(183日)以上滞在しないと、永住ビザは失効してしまいます。

※台湾に長期離れる正式な理由がある場合は延期許可が出る場合があるそうです。期間に関しては2年だとか5年だとか色々あるので、詳しいことはお近くの移民局に聞いてみてください。

申請期間に制限がある
申請期間にも制限があります。就労ビザの場合は権利が発生(居留5年以上)してから2年以内に手続きをしないといけません。それ以降は永住ビザの申請ができないので、権利が発生したらすぐに申請することをお勧めします。

まとめ

留学生として初めて居留証を取得してから10年が経ちました。

今までは、勉強するために学生として「就学ビザ」を取り、働くために従業員として「就労ビザ」を取りました。つまり台湾で生活するためには必ず身分が必要だったのです。

台湾政府は国内の優秀な人材が国外へと流出している現状を憂い、外国人対策として、ビザの規制を度々緩和してきました。

台湾に来られて数年の方はそんな感覚はないと思いますが、十数年以上前に来られた方はビザの手続きで苦労された方は少なくないと思います。

僕は初めて就労ビザを取得する時にとても苦労しました。何回も移民局に通い、必要だと言われた資料を集め、時には日本から資料を送ってもらい、何度目かの申請でようやく許可がおりた記憶があります。

しかも、就労ビザを初めて取得した当時は、最高で3年間のビザを申請できましたが、台湾国内の失業率の上昇と共に外国人が申請できるビザ期間も限定され、ここ数年は1年分しかビザ期間をもらえませんでした。

何が言いたいのかというと、「状況は常に変化」しているということです。なので、今ある規則が何年間も続くという保証はなく、今後台湾国内の経済が悪化して失業率が更に上昇した場合に、我々外国人の状況も変わる可能性があるのです。

去年、今周刊という経済誌の取材を受け、台湾に居たくてもいられない外国人の特集をしました。その特集で台湾の移民法に触れ、多くの外国人が奇妙な規則によって苦しんでいるのを知りました。




参考記事
永住ビザ取得失敗の話が台湾の週刊誌に掲載されました

彼らの状況は他人事ではなく、いつ自分の身に降りかかってくるか分かりません。我々外国人はちょっとしたトラブルに遭うだけで、すぐ社会的弱者に陥ってしまうこともあるのです。

会社から派遣されたり、留学で短期的な在留なら、まだ帰国すれば危険を回避できますが、現地でどっしり生活の基盤を築いている身からすると、できるだけリスクは回避しておきたいところです。

今回紹介しました台湾の永住ビザは、毎年半年(183日)以上滞在することが規則になっていますが、それを除けばかなり優れているビザだと思います。

台湾に骨を埋める気はなくても、移住を計画されている方、現地で仕事をしている方、台湾の方と結婚している方などは、ぜひ居留ビザを取得して5年後に永住ビザの申請をすることをお勧めいたします。

あなたの台湾生活、これからの台湾生活に少しでも参考になれば幸いです。

※この記事は2016年1月時点での情報ですので、今後台湾の永住ビザ申請の内容が変更になっても責任は取れません。ご了承下さい。

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