日本統治時代の歴史と繋がりある台湾製糖工場(彰化溪湖)

先週末、家族で彰化にある「溪湖」という街まで行ってきました。「溪湖」といえば「羊肉爐」ですよね。えっ?知らない?
「羊肉爐」とは羊肉を使用した鍋料理で「溪湖」の至る所にこの「羊肉爐」のお店があります。
とても高カロリーな食べ物なので食べ過ぎ注意ですね。
今回は「溪湖」にある台湾製糖工場に行って来ました。
工場内に線路がありました。台湾の大きい工場(製糖・製塩)には必ず鉄道が走っています。
「文物館」があったので中に入ってみました。
60年以上前の工場の写真がありました。
昔の彰化の路線図。こんなに鉄道が走っていたんですね。
昔は牛車でサトウキビを運んでいましたが。
機関車の登場によって大量のサトウキビを運べるようになりました。
そしてディーゼル機関車で運搬できるようになったのです。
奥にある車庫には機関車が展示されてあります。
そしてここでは観光汽車に乗車することができます。週末に一日6本あります。
昔はサトウキビを運び、今は観光汽車として乗客を載せています。
アイスクリームも楽しめます。
敷地内には池や広場などがあるので小さいお子さんを連れて来ても十分遊べます。
時代の変化によって工場や機関車の役割は変化していきましたが、昔の資料や写真を大事に保管して展示してくれているので、当時の雰囲気や歴史を勉強することができます。
歴史に興味がない人でも機関車に乗れたり工場名物のアイスクリームを楽しめるので良いスポットだと思います。興味がある方はぜひ一度は足を運んでみてください。
台糖工廠
彰化縣溪湖鎮彰水路二段762號
04-8852111
Web
2015年3月2日