台湾とクスリ

台中生活

台湾とクスリ先週引いた風邪が昨日ようやく治った。先週月曜日の朝、急にお腹を下だし始めて、体のだるみも出てきたので会社を早退した。
一晩寝て熱が引いたので火曜日から仕事に出ていたのだけど、鼻水や咳が出るようになってしまった。
 
普段お世話になっている黄先生(漢方のお医者様)から風邪に効く漢方を教えてもらって飲んでいたけどイマイチ効かない。
昨日日曜の朝、また熱が出始めたので彼女と一緒に病院に行った。
 
医師からは特に高熱でもないし、流行性ウイルスのものでもないと診断されて一安心。
解熱と鼻と喉の薬を処方してもらい帰宅。昼食を摂ってから頂いた薬4種類を飲んで数時間休んだ。


夕方過ぎに目が覚めた頃には体の具合が大分良くなっていた。
朝方と比べたら雲泥の差だ。こんなことなら早目に病院に行って薬をもらっておけば良かったと思ったけど、こんな効き目が早い薬も怖い。

 
話が変わって7年前、台湾に来て間もない頃、僕は学生で健康保険証を持っていなかった。ある日熱が出て体がとてもだるいのでバイトを休ませてもらった。家で寝込んでいたところ、バイト先の老闆(店主)が果物と薬を持って来てくれた。頂いた薬は病院で処方されたものみたいに何種類も入っていた。老闆に聞くとお店の近くの薬局で処方したものだと。
 
台湾の薬局は病院などの医療機関が処方しなくても医薬品が買える。当時僕はお金がなかったので風邪を引いたらいつも一日分だけ購入した。
薬局の人から一日3回と言われた薬はきちんと一回ずつ分けられて小袋に入っていた。その小袋の中を見た時にビックリした!なんと薬が6〜7種類も入っていたからだ。風邪を引いただけでそんなたくさん薬を飲むなんて・・・。それから風邪を引いたくらいでは病院や薬局に行かないようになった。
 
台湾の人は薬を飲むのが大好きだ。テレビでは医薬品や健康食品のCMばかりだし、海外に旅行に行くと必ずケース単位で薬を購入して帰ってくる。僕も何度か頼まれて、日本の薬局やドラックストアでかぜ薬や目薬などをまとめて購入したこともある。非常にケミカルが好きな国なのである。
 
西洋医学の薬は効き目がとても早い。効き目が早い分副作用も強い。その点漢方は効き目が遅いけど副作用も少ない。せっかちな国”台湾”では西洋医学の薬というか”効き目が早い”薬が重宝されている。それは患者達が自ら望んでいるからだ。
 
上記で出てきた黄さんはこう言う「最近の患者さんはみんなせっかちで早く治すことばかり考えている。だから電話で呼ばれて出向いて鍼灸をお願いされることが多い。なぜなら鍼灸は効き目が早いからだ。」黄さんは台湾各地に患者さんを持っている。電話で呼ばれてすぐに行けない所も多い。だから処方した漢方を辛抱強く飲んで欲しいとおっしゃっていた。
 
僕は黄さんと知り合ってから漢方をよく飲むようになった。僕は腎臓が弱くてここ数ヶ月ずっと漢方を飲んでいた。毎日苦い薬を飲み続けるのは辛いことだけど、体は大事だから我慢して飲み続けた。結果、最近体の調子が良くなってきた。効き目が遅い分実感があまりわかないけどジワジワと効いてるのがわかる。


今回久しぶりに西洋医学の薬を飲んでその効き目の速さに驚いた。生活の向上の為にいろんな分野で”速さ”が求められているが、それでいいのだろうか?体の事を考えたらもっとゆっくり治したほうが良さそうだ。やはり僕には漢方が合っていると思った。

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