お金が入院した費用よりも多く返ってきた!台湾の保険のしくみについて

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お金が入院した費用よりも多く返ってきた!台湾の保険のしくみについて先月、ウチの彼女が「子宮ポリープ」を摘出する手術をしました。5日間の入院を経て無事退院、現在は家で静養しています。
今回、台湾の病院に入院した彼女(台湾人)が入っていた医療保険のお金が来ましたので、入院の内容と保険で戻ってきた金額をまとめてみました。

台湾の病院に入院しました

まずは今回入院した内容をおさらいします。
今年11月に僕の彼女が「子宮ポリープ」を摘出するために「童綜合醫院=台中市梧棲区」に入院しました。


手術は「腹腔鏡手術」で三箇所にメスを入れました。
ポリープは7センチ以上の大きさだったのですが、手術は2時間ちょっとで終了。現代医学の進歩を感じました。

入院は5日間。初日は二人部屋でしたが、二日目からは個室で過ごしました。


詳しくはこちらをご覧になってください。
台湾の病院で入院した時にかかる費用はおいくら?

5日間の入院費は

入院費は「40328元」でした。


入院当日に彼女が生命保険の営業さんに連絡をして、入院費として一日3000元が出るということで一日3800元の個室を利用しました。

それと手術のオプションで下記は自費(健康保険適用外)でした。
◯癒着防止=14000元
◯腹腔鏡手術用チューブ=1183元
◯腹腔鏡手術用縫合糸=1650元

生命保険でいくら戻ってきたのか

今回、「子宮ポリープ摘出手術」で5日間の入院で戻ってきた金額は「58508元」でした。




入院でかかった費用は「40328元」だったので、差額「プラス18180元」でした。赤字にならないでよかった。

内訳は
手術費用=32703元
入院費(部屋代)=18000元(6日=1日3000元)
医療費用=6905元
診察費=900元
合計=58508元

病気によって手術費の金額が違う

今回、彼女がかけていた保険では、病気の内容によって費用が違いました。

計算式はこのようになっています。

「手術費最高額67500元 x 手術比率=支給額」

手術比率は今回の「子宮ポリープ摘出手術」で「70.4%」でした。
なので


「手術費最高額67500元 x 70.4%=47520元」

ちなみに病気の程度が大きければ大きいほど比率は上がります。


例:鼻骨骨折手術=8.9%=鼻骨骨折手術
乳房腫瘍摘出手術=21.4%=乳房腫瘤切除手術
胃切開手術=59.4%=胃切開術


台湾の医療保険では「手術費用」のウエイトが大きく占めているので、何の病気でどういう手術をしたのかで手当の金額が大きく変わってきます。

今回、彼女が受けた「子宮ポリープ摘出手術」は70%もあり、かなり割合が高く、実際にかかった費用を全てカバーできました。

これから台湾の医療保険の加入を検討されているかたは、ご自分の持病や体の弱い部分が今後手術を受けた時にどのくらい支払いされるかを一度資料を見て確認することをお勧めします。
各保険会社でこの割合が変わってくると思いますので、各社の資料を見て比べるのも有効な手段だと思います。

保険の営業さんに助けられた

実は僕の彼女は今年まで、「死亡保障額」が高い生命保険に入っていたのです。それは自分が天使(自分の娘)よりも先に旅立った時のことを心配して、そういう保険を選んでいたんですね。(その保険だと自分が死亡した時に約600万元の支払い)ずっと母娘2人で暮らしてきたので、万が一のために、そして娘のためにそういう生命保険をかけてきたのです。

でもそれだと万が一、天使が彼女の保険金を受取ることが起きた場合、前夫(縁が切れている)にも受け取る権利が起きてしまうんですね。(天使は障碍者なので正確にお金を受け取ることは不可能だから)それを保険の担当さんに指摘され、今回の医療保険に切り替えたのです。

もともとの保険にも医療保険があったので、手術をしてもお金は出ましたが、今年9月に保険内容を見直したため、保険から出たお金は増えました。

今年9月以前の保険内容=33218元
今年9月以降の保険内容=58508元

差が25000元以上もありました。見直しを検討して正解でした。

医療保険のコストは?

では今回適用できた医療保険はどのくらいコストがかかるのでしょうか?


今年39歳の彼女は現在毎月2740元を保険にかけています。
これは「85歳までかけられる終身保険」の掛け金(変動あり)です。
毎月2740元、一年分一括なら31132元(1748元お得)の内容です。

僕(男性41歳)がこれから加入するなら2コース
◯65歳までの終身保険「毎月2641元」
◯85歳までの終身保険「毎月4083元」

「85歳までの終身保険」では男性と女性で毎月「1343元」も差があります。不公平ですよね。男性はそれだけ病気して入院するリスクが女性より高いんでしょうね。

途中で解約した場合の解約金はいくら?

「85歳までの終身保険(男性)」の解約金ですが、一年で「48996元(年齢によって変動あり)」の掛け金を払いますが、解約金は2年目(24回)から発生します。
◯2年(24回)=20013元(1回あたり833元の戻り)
◯5年(60回)=85701元(1回あたり1428元の戻り)
◯10年(120回)=215380元(1回あたり1794元の戻り)
◯15年(180回)=347394元(1回あたり1929元の戻り)
◯20年(240回)=489444元(1回あたり2039元の戻り)
◯30年(360回)=815562元(1回あたり2265元の戻り)
◯40年(480回)=1181489元(1回あたり2461元の戻り)

2年(24回)ですと解約金の比率は低いですが、10年(120回)くらいまでいくと比率も上がってくるので、10年くらいは払うつもりのほうが良いかもしれません。

保険のプロにいろいろ聞いてみた

今回、保険会社の営業さんにいろいろと質問をぶつけてみました。もし日本人が台湾の保険会社を利用した場合のことも含めていろいろと答えてもらいました。


Q1:もしすでに病気にかかっている(今回の子宮ポリープなど)があった場合は保険に入れるの?

A:病気がある項目は加入できないが、それ以外の部分は加入できる。
つまり子宮ポリープがあった場合、子宮ポリープでは保険はおりないが、それ以外の病気・ケガでは保険はおりる


Q2:障碍者は保険に入れるの?

A:入れません。
なのでウチの天使は加入できません。健康保険ですべてまかなうしかないようです。


Q3:男性と女性では同じ商品でも毎月の支払いが違うが、その差は何?

A:台湾人の平均寿命から統計を取って、金額を出しているので差が出る(終身保険の場合)


Q4:国外で病気・ケガが発生した場合はどうなるの?

A:その国の診断書(英語)を取得して、台湾で健康保険の手続きをした後に申請すれば保険はおりる。
なので僕が日本に一時帰国した時に病院に行って全額を請求されて払っても(日本の健康保険加入してない)、台湾に帰ったあとに申請すればお金が出るのです。


Q5:手術後すぐに別のケース(同じケースでも)で入院をすることがあった場合は保険は出るの?

A:出ます。同じケースの場合は14日後ならOK。
病気やケガなどは割りと重なることがあるので、何度でも保険がおりるのは助かりますね。

日本人が台湾の保険に加入する時に必要なもの

◯居留証
居留証があれば加入できます。これは就労ビザや配偶ビザどちらでもOKだそうです。もちろん就労ビザの場合は会社に属している、つまり働いていることが条件になります。学生ビザでは加入できません。

配偶ビザでも相手の方(台湾人)の資料があれば加入できると思います。

※保険会社によっては働いていることを証明するために「会社の在籍証明」の提出を求めれられることがあります。

今回のまとめ

病気はともかく、交通事故が多発している台湾では生命保険や医療保険は欠かせません。また年齢を重ねるごとに病気やケガのリスクも上がってきます。

台湾でも保険会社はたくさんあるので、どの保険が自分に合っているかを慎重に選んで万が一のために備えをしてください。「備えあれば憂いなし」「転ばぬ先の杖」とはよく言ったものです。

我々が生活している環境は日々変化をしています。特に僕のような「現地採用者」は所得が現地の方とあまり変わりませんので、万が一事故や病気にかかればすぐに社会的弱者になってしまう恐れがあります。そんなご時世に多少のリスクヘッジをかけるのはとても大切です。また自分が保険に加入することで家族への負担を減らせることもできます。

今回、私達が経験したことは一例ですが、実際に体験したことです。
この記事があなたの助けになれば幸いです。
もちろん健康であることが最重要であることは間違いありません。皆様くれぐれも健康には気をつけてください。

※今回の記事では保険についていろいろ述べていますが、保険の加入はご自身の経済状況を配慮したうえで検討をしてください。

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