今もなお残る日本統治時代の貴重な建築物「刑務所演武場:台中」

日本統治時代に建てられた建物ですが、今はかなり改築されていて綺麗になっています。
歴史の沿革を読むと明治36年頃に「台中監獄」が建てられ、大正時代には「台中刑務所」に改名されています。
現在残っている演武場は昭和12年に建てられ、柔道や剣道の修練場となって残っているのです。
演武場の隣には日本家屋をイメージして作られた茶屋がありました。
庭に面した廊下に座りながらお茶が楽しめるようになっています。
演武場の裏には大きな木が立っていました。
木の側にある建物では絵の展示をしていました。
窓にはなぜか願い事が書かれた札が掛けられている。
弓道教室のポスターです。ここで教室が開かれているそうです。
奥には「弓道教室」が開かれている場所がありました。
弓道以外にも剣道、茶道、水墨画も勉強できる。
台中市内に残る歴史あるスポットでした。日本統治時代に建てられただけあって、所々で日本語で書かれた文章を目にしました。台湾にいまだ残る貴重な建築物だと思います。歴史に興味ある方は訪れては如何かでしょうか。
刑務所演武場
台中市林森路33號
2014年4月2日