台湾に進出しているユニクロの存在感

現在、台湾のユニクロではその地域専用のマグカップをプレゼントしています。
1000元購入するとマグカップを一つもらえるそうです。
我が家で世話を見ている居候クン(黄先生のご子息)が僕にプレゼントしてくれました。
この建物は東海大学にある教会で、台中に住んでいる方なら誰でも知っている有名な場所です。
しかも裏側には「TAICHUNG=台中」の文字が入っている。なんでもこのマグカップ17種類もあるそうです。ということは17地域のユニクロマグカップがあるということです。
台湾でもすでに各地域に店舗を構えているユニクロ。ブランドの知名度もかなり上がってきていると思います。そこにこのような地域性のあるキャンペーンはかなり効果があると思います。
僕が住んでいる「沙鹿」でも今年中にユニクロの店舗ができる予定です。台中ではかなりローカルな地域になるこの海線(海に近い鉄道沿線)でも出店するくらいですから、今後かなり広範囲に展開していくのでしょう。
日本人としては、日本メーカー製のものが購入できるのは有難いですし、現地の方も高品質なものが手軽に購入できるのでメリットがあるのですが、マーケット的に見るとこうした海外メーカーの進出によって、台湾国内にあるパイ(市場)を海外勢に取られてしまうと国内メーカーの生き残りが難しくなってきます。
ここ数年台中の町並みも変化してきました。日本で見たことのある看板が増えてきた。
「ユニクロ」、「しまむら」、「ニトリ」、「無印良品」、「ダイソー」、「TSUTAYA」、「牛角」、「和民」・・・。挙げればきりがないですね。
地元密着を目指している僕としてはできるだけ「地産地消」を心掛けているのですが・・・。
難しいところですね。やはり人気があり、高い品質の商品はそれだけ支持されるのが市場ですからね。
台湾のローカル企業にも頑張ってもらいたいですね。加油!
2015年6月22日