台湾家具の歴史が分かるスポット「有情門」
場所は台中野球場の隣にあります。台中の”原宿”「一中街」から歩いて行ける距離にあります。
「有情門」の入り口。日本の蔵を連想させる建物。
階段の隅っこで猫が昼寝をしていたのでパチリ。気持ちよさそうに寝てるなあ。
近づいて写真を撮ろうとしたら、起こしてしまった!
「気持よく寝ていたのに〜。起こすなよ〜」と言ってる。(多分)
気を取り直して入って見ましょう。
中に入ると心地良い音楽が耳に入って来る。部屋の隅にレトロタイプのプレイヤーが置いてある。
年季が入ったミシンが置いてある。「MOTHER」というメーカーは初めて見た。
可愛いイスが展示されている。
窓際に小型のミシン。生活感を感じるレイアウトだ。
木工作業台。この作業台から幾つもの家具が生まれたのだろう。
職人さんの写真が格好良い!
デザイン図がそのまま展示されている。何事もまずイメージして、それを形(絵)にして創作をしている。
男の子が何か夢中で作っている。
何を作っているのかなと覗いてみたら、小さいレンガでできた家を作っていた。可愛い。
日本統治時代の棟札が展示されている。昭和十年の棟札。
良さげな図書室を発見。雰囲気が良い環境で本を読んだら色んなイメージが湧いてきそうだ。
販売コーナーでは各種石鹸が売っている。
可愛いお椀も販売されている。このお椀で食事をしたら美味しく食事ができそうだ。
工場の歴史を語る写真達。
かなり古い写真のようだ。ほっかむりをした女性と自転車。
時代を感じるトラック。
庭に出てみたら、椰子の木が倒れていた。前日、今年一番大きい台風が通り過ぎた後だったのだ。
椰子の木にこんな張り紙が
「僕、台風でなぎ倒されちゃったんだ。みんな僕を跨ぐ時は気をつけてね」
可哀想な椰子の木クン。
今回訪れた台中放送局は日本統治時代に建てられ、その後文芸美術に関する作品を展示していました。
それから「有情門故事館」が増設され、現在のようにインテリアや昔の写真を展示するようになったのです。
「有情門」は現在台湾国内で展開するインテリア販売店でこの「有情門故事館」では「有情門」の60年の歴史を展示しています。
台湾の歴史と共に台湾のインテリアの変化を学ぶことができる「有情門故事館」。人目を引くデザインから今では数多くの人が観光に訪れています。台中にお越しの際に一度訪れては如何でしょうか。
有情門(台中放送局)
台中市北區電台街1號
2013年7月29日